朧月夜の君 ― 2006/03/31 09:00
夢宵の名残の扇 君の手に
月影宿る 道を示せと
朧月夜の君、意外と女性に人気があるようです。
初々しくも情熱的で、しかもただ流されるだけの弱い女性ではない。
しっかりした意志を持った姫君なのですね。
確かに出会いにおいては、源氏の君の一方的な拉致(?)のようなもの(^^;
それでも、決してはしたなく騒いだりせず・・・高貴な姫ですから(笑)
と同時に、朧月夜の君には相手が誰か、見当がついたでしょうし。
この人なら、と覚悟を決めたのかもしれません。
名前を教えてほしいと言う源氏の君に対しても、「名前を明かさないまま
死んでしまったら、草の原までは訪ねて下さらないのかしら」などと
なんとも心憎い答え様。
これは、なかなか手強いぞ、と源氏の君に思わせたのかな(笑)
別れ際にお互いの扇を取り替える、と言うのはステキ。
桜が満開になるこの季節、まさに花の宴にふさわしい、あでやかな
女性ですね。
月影宿る 道を示せと
朧月夜の君、意外と女性に人気があるようです。
初々しくも情熱的で、しかもただ流されるだけの弱い女性ではない。
しっかりした意志を持った姫君なのですね。
確かに出会いにおいては、源氏の君の一方的な拉致(?)のようなもの(^^;
それでも、決してはしたなく騒いだりせず・・・高貴な姫ですから(笑)
と同時に、朧月夜の君には相手が誰か、見当がついたでしょうし。
この人なら、と覚悟を決めたのかもしれません。
名前を教えてほしいと言う源氏の君に対しても、「名前を明かさないまま
死んでしまったら、草の原までは訪ねて下さらないのかしら」などと
なんとも心憎い答え様。
これは、なかなか手強いぞ、と源氏の君に思わせたのかな(笑)
別れ際にお互いの扇を取り替える、と言うのはステキ。
桜が満開になるこの季節、まさに花の宴にふさわしい、あでやかな
女性ですね。