孫策2006/04/28 00:16

光降る春に逝く身の口惜しさ

         君よ受け継げ 熱き夢の旗


三国時代、江東の小覇王と呼ばれた孫策。
父孫堅の後を継いだ若き呉の君主は、なかなかの快男子だったとか。
闊達で、迷わず前に進む行動力を持ったリーダー、と言うイメージが
あります。
もし孫策が、26歳と言う若さで亡くなることがなかったら、三国の関係も
また違ったものになっていたかも・・・

孫策の命日は4月と聞きました。
まさに春爛漫、青春の真っ盛りで、以前倒した敵の残党に襲われ、
命を落としてしまった、なんとも惜しい話です。
後を託すのは、弟の孫権。そして、臣下にして幼馴染の親友であり
義兄弟の契りをも結んだ周瑜(しゅうゆ)。

まだ若い弟を支えてくれるはずの、誰よりも頼りになる親友に対し
孫策はどれほどの思いを遺したことでしょう。
夢半ばで斃れなければならなかった悔しさを、きっと周瑜こそは
身にしみて感じてくれているはずと・・・
この二人を思い浮かべる時、なぜかいつも、生き生きと風にひるがえる
美しい旗のイメージがよぎるのです。

コメント

_ 千華 ― 2006/04/28 21:37

翠蓮さん、こんばんは。
久々の三国志ネタに、思わず反応してしまいました(笑)。
私はもともと、呉の方々にはあまり興味がなかったのですが、「三国無双」のおかげでかなり身近に感じられるようになりましたね。
ゲームでも、孫策と周瑜はいいコンビで、特に孫策はいい意味での「男っぽさ」を持ったキャラです。
汗臭さを感じるというか…(大笑)。
演義や小説では、守りの孫権に対して攻めの孫策というイメージが強いですね。
確かに孫策がもう少し長生きしていたら、劉備の出る幕もなかったかもしれませんねえ。

_ 翠蓮 ― 2006/04/29 17:42

千華さん、こんにちは~
いつもほったらかしのブログなのに、久々に更新に気づいて下さって、
ありがとうございますm(__)m
4月が孫策の命日と言うのは覚えていたので、なんとか月が変わる前に
アップしたいなあと思っていました(^^;
孫策、周瑜と言ったら、とにかく女性ファンの多いビジュアル系コンビですものね(笑)
孫策は、男気があって、ぐいぐい周りを引っ張って行くタイプかな。
守りの孫権とは対照的だったのでしょうね。
彼がもっと生きていたら・・・たぶん周瑜ももっと長生きしていたりして(笑)
そうしたら、きっと三国のバランスは変わっていたのでしょうね(^^;

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