諸葛亮 ― 2006/01/24 00:33
降り込める雪に隠れし我が道に
気づく人もなし 春はまぼろし
珍しく今年二度目の雪が降ったのが数日前。
車で走ると、田畑にはまだかなり雪が残っていました。
人の踏んだ跡もない、真っ白な雪・・・
きれいでありながら、どことなく寂しい。
ふと、劉備の訪れを受ける前の孔明を思い出しました。
溢れる才と、それを思う存分活かしたいと言う夢とを持ちながら
誰にも見出されず、田畑を耕す生活をしていた孔明。
晴耕雨読、とはのどかな響きですが、それははたして孔明の
本当の心境だったのかどうか・・・
「いつかは」と言う希望は、「もしかしたら、いつになっても」と言う
不安と背中合わせだったのではないでしょうか。
それに耐えることもまた、孔明にとっては必要なことだったのか。
まぼろしかとも思われた春は、やがて確実に孔明に訪れることに
なるわけですから。
気づく人もなし 春はまぼろし
珍しく今年二度目の雪が降ったのが数日前。
車で走ると、田畑にはまだかなり雪が残っていました。
人の踏んだ跡もない、真っ白な雪・・・
きれいでありながら、どことなく寂しい。
ふと、劉備の訪れを受ける前の孔明を思い出しました。
溢れる才と、それを思う存分活かしたいと言う夢とを持ちながら
誰にも見出されず、田畑を耕す生活をしていた孔明。
晴耕雨読、とはのどかな響きですが、それははたして孔明の
本当の心境だったのかどうか・・・
「いつかは」と言う希望は、「もしかしたら、いつになっても」と言う
不安と背中合わせだったのではないでしょうか。
それに耐えることもまた、孔明にとっては必要なことだったのか。
まぼろしかとも思われた春は、やがて確実に孔明に訪れることに
なるわけですから。