顔は見えない・・・ ― 2008/12/18 22:57
歴史もののお話を書いていて、ふと思ったこと。
たとえば、新選組にしても、今までいくらでもドラマや映画、漫画などに
なっています。
いろいろな役者さんが演じるごとに、いろいろなイメージの人物が生まれ、
漫画やアニメ、ゲームなどでも、いろいろな顔や姿に書かれ・・・
きっと、中には、すっごく自分の好みに近いイメージもあると思うのです。
沖田総司について言えば、司馬遼太郎さんの書かれた「新選組血風録」の
中の沖田さんは、かなり面白かった。
淡々として、飄々として、明るくて、ちょっと掴みどころがなくて。
一番素敵だなと思ったのは、大内美予子さんの書かれた「沖田総司」の
沖田さん。
爽やかな透明感があって、どこか悟ったようなところもあって、ちょっと
切なくて・・・
斎藤一に関しては、やはり司馬さんの「新選組血風録」の中の斉藤さんは
渋くて、落ち着きや凄みもあってよかった。
とにかくかっこよかったのは、大河ドラマでオダギリジョーさんの演じた
斎藤さん。
最近はまったゲーム「薄桜鬼」の斎藤さんも、素敵でした。
自分の中の武士と言うものに、とことんこだわって、新選組のため、誇りのため
自分を顧みずに無理をしてしまう。
強いのに、反面、張り詰めた糸がいつか切れてしまいそうなあやうさを感じさせ、
目が離せない、なかなか魅力的な斎藤さんでした。
と言う具合に、いいなあと思う沖田像、斎藤像は確かにあり、それが少なからず
自分の書く小説の中にも影響しているのだろうとは思うのです。
それでも、ふと「違う」ことに気づく。
どれほど、素敵だなと思う人物像があって惹かれていても、自分の書いた
中で動き回るその人は、それまで見たどのイメージとも微妙に違っている。
(と、自分では思っているのですが)
きっと、それまでに自分の中にあった、様々なイメージがミックスされて
似ているようで違う人物が出来上がるのかもしれない。
書き始めると、その人物が、自ら動き出す・・・いえ、そうであってくれれば
いいのですが(^^; けっこう苦労して動かしてます(笑)
でも、書いて、冷静に(のつもり)読み返していると、「違う、この人はこんな
ことは言わない」とか、「こんな行動はしない」と気づくことも多いです。
その辺りが、自分の中でしっくりするようになって、ようやくアップしようと
思えます。
で、そんなふうに生まれた人物、どうも顔が見えないんです。
登場人物の動きや表情を想像しながら書いていて、その光景や姿は
おぼろげに思い描いているのですが、さて、その顔はとなると、まったく
わからない(笑)
今までに見た映像の中で、素敵だ~と思った、どの顔も浮かんできては
くれないのです(^^;
なぜだろう、やっぱり違うんだなぁ、きっと。
自分の中の人物像は、書き始めた瞬間から、新しく生まれて、今まで見た
誰とも違うのだろう、と・・・
いつか、自分の書いた人物の顔が見えてくる瞬間があるのでしょうか。
それとも、ずっとのっぺらぼうのままなのか(笑)
先の見えないまま、今日もまた自分の書いた人物の行動を、必死に
想像する私がいるのであります(^^;
たとえば、新選組にしても、今までいくらでもドラマや映画、漫画などに
なっています。
いろいろな役者さんが演じるごとに、いろいろなイメージの人物が生まれ、
漫画やアニメ、ゲームなどでも、いろいろな顔や姿に書かれ・・・
きっと、中には、すっごく自分の好みに近いイメージもあると思うのです。
沖田総司について言えば、司馬遼太郎さんの書かれた「新選組血風録」の
中の沖田さんは、かなり面白かった。
淡々として、飄々として、明るくて、ちょっと掴みどころがなくて。
一番素敵だなと思ったのは、大内美予子さんの書かれた「沖田総司」の
沖田さん。
爽やかな透明感があって、どこか悟ったようなところもあって、ちょっと
切なくて・・・
斎藤一に関しては、やはり司馬さんの「新選組血風録」の中の斉藤さんは
渋くて、落ち着きや凄みもあってよかった。
とにかくかっこよかったのは、大河ドラマでオダギリジョーさんの演じた
斎藤さん。
最近はまったゲーム「薄桜鬼」の斎藤さんも、素敵でした。
自分の中の武士と言うものに、とことんこだわって、新選組のため、誇りのため
自分を顧みずに無理をしてしまう。
強いのに、反面、張り詰めた糸がいつか切れてしまいそうなあやうさを感じさせ、
目が離せない、なかなか魅力的な斎藤さんでした。
と言う具合に、いいなあと思う沖田像、斎藤像は確かにあり、それが少なからず
自分の書く小説の中にも影響しているのだろうとは思うのです。
それでも、ふと「違う」ことに気づく。
どれほど、素敵だなと思う人物像があって惹かれていても、自分の書いた
中で動き回るその人は、それまで見たどのイメージとも微妙に違っている。
(と、自分では思っているのですが)
きっと、それまでに自分の中にあった、様々なイメージがミックスされて
似ているようで違う人物が出来上がるのかもしれない。
書き始めると、その人物が、自ら動き出す・・・いえ、そうであってくれれば
いいのですが(^^; けっこう苦労して動かしてます(笑)
でも、書いて、冷静に(のつもり)読み返していると、「違う、この人はこんな
ことは言わない」とか、「こんな行動はしない」と気づくことも多いです。
その辺りが、自分の中でしっくりするようになって、ようやくアップしようと
思えます。
で、そんなふうに生まれた人物、どうも顔が見えないんです。
登場人物の動きや表情を想像しながら書いていて、その光景や姿は
おぼろげに思い描いているのですが、さて、その顔はとなると、まったく
わからない(笑)
今までに見た映像の中で、素敵だ~と思った、どの顔も浮かんできては
くれないのです(^^;
なぜだろう、やっぱり違うんだなぁ、きっと。
自分の中の人物像は、書き始めた瞬間から、新しく生まれて、今まで見た
誰とも違うのだろう、と・・・
いつか、自分の書いた人物の顔が見えてくる瞬間があるのでしょうか。
それとも、ずっとのっぺらぼうのままなのか(笑)
先の見えないまま、今日もまた自分の書いた人物の行動を、必死に
想像する私がいるのであります(^^;
小説は難しい! ― 2008/12/10 00:23
新選組の小説「天狼の哭く夜」の二回目を、ようやくアップしました。
う~む、難しい。
当たり前のことですが、小説と言うのは、本当に難しいですねえ。
私の場合、いつも書きたいイメージがなんとなく浮かぶと、その後の
プロットなどは、かなりいい加減なまま、書き始めてしまう。
漠然とした展開は、頭にあったりするのですが、それすらも途中で
どんどん変わってきてしまうことがあります。
書こうと思うシーンを、映像として思い描いてみてはいるのですが、
それを文章にした時に、はたして読んで下さった人に伝わるどうか。
自分の文章を客観的に読むのは、難しいですね。
どうしても、「自分だけわかっている」状態になってしまいます。
なので、とりあえず形になったものは、すぐにアップしたいのをぐっと
我慢して、いったん保存してパソコンを閉じます。
次の日、何も考えない状態で読み返してみて、不自然なところ、
足りないところ、余分なところなど、ひっかかる部分をあれこれ手直し
してみます。
そこで、また保存したまま、我慢(笑)
さらに次の日に、もう一度読み返し、ひっかかりが気にならなくなったら
ようやくアップ。
それでも、やはり読み返すと、「これでどうなんだろう」と、頭をひねること
多々あります。
なかなか満足するものは書けませんねえヽ(´ー`)ノ
それでもつい書いてしまう。因果なものです(笑)
拙いお話を、読んで下さった方、本当に感謝しています。
ありがとうございますm(__)m
う~む、難しい。
当たり前のことですが、小説と言うのは、本当に難しいですねえ。
私の場合、いつも書きたいイメージがなんとなく浮かぶと、その後の
プロットなどは、かなりいい加減なまま、書き始めてしまう。
漠然とした展開は、頭にあったりするのですが、それすらも途中で
どんどん変わってきてしまうことがあります。
書こうと思うシーンを、映像として思い描いてみてはいるのですが、
それを文章にした時に、はたして読んで下さった人に伝わるどうか。
自分の文章を客観的に読むのは、難しいですね。
どうしても、「自分だけわかっている」状態になってしまいます。
なので、とりあえず形になったものは、すぐにアップしたいのをぐっと
我慢して、いったん保存してパソコンを閉じます。
次の日、何も考えない状態で読み返してみて、不自然なところ、
足りないところ、余分なところなど、ひっかかる部分をあれこれ手直し
してみます。
そこで、また保存したまま、我慢(笑)
さらに次の日に、もう一度読み返し、ひっかかりが気にならなくなったら
ようやくアップ。
それでも、やはり読み返すと、「これでどうなんだろう」と、頭をひねること
多々あります。
なかなか満足するものは書けませんねえヽ(´ー`)ノ
それでもつい書いてしまう。因果なものです(笑)
拙いお話を、読んで下さった方、本当に感謝しています。
ありがとうございますm(__)m
「新選組!」DVD ― 2008/11/26 23:36
私の新選組ファン歴は、まだとても短いのです。
その大きなきっかけとなったのは、数年前のNHK大河ドラマ「新選組!」。
たまたま、少し新選組に興味が出始めた頃だっただけに、しっかりと
見てしまいました。
おまけに、実はDVDも、セットで全巻揃えています(^^;
三谷幸喜さん脚本と言うことで、いったいどんな話になるのだろうと
思ってもいたのですが、笑いも取りつつ、シリアスなところも押さえ、
新選組ビギナーの私には、馴染みやすかったのかもしれません。
とは言え、あまり詳しくない私にさえ、香取慎吾くんの近藤勇は、
いささか違和感がありましたし、山本耕史さんの土方歳三は、いまいち
線が細すぎる気もしましたし、藤原竜也くんの沖田総司も、あまりにも
現代っ子っぽすぎる気もしました。
それでも、見続けると慣れてしまうものですねえ(笑)
そんな中、とにかくかっこよかったのは、オダギリジョーさん演じるところの
斎藤一! 無口な一匹狼、でもすごく義理堅い。しかも時々、いきなり
天然が入るところが可笑しい。
特別、オダギリさんのファンではなかった私ですが、あの斎藤さんは
とにかく素敵でした。
この間、久々にDVDを見てみようかなと思い、引っ張り出しました。
すごく印象に残っている斎藤さんのシーンがあり、それを見てみたかったのです。
物語りも終盤、江戸へ戻ってきた新選組ですが、勝海舟によって、甲府への
出陣を命じられます。
結局、故郷へ立ち寄ったりしていたため、出遅れ、勝沼でも散々な目に遭い、
しかも意見の対立から、永倉、原田と言う試衛館時代からの仲間が
隊を離れることになります。
「寂しいものだな」と、新選組も終わるのかと、半ばあきらめたように、
沈んだ顔になった近藤。
すると、それまで俯いていた斎藤が、いきなり立ち上がり、「誠」の旗を
陣の入り口に打ち立てて、叫びます。
「この旗がある限り、新選組は、まだ終わらない!俺がいる限り、最後まで
新選組を守ってみせる、局長!」
平生、ぼそぼそっと言葉すくなな斎藤の、魂の叫び。
思わず、「きゃあ~、かっこいい~~!」と(^^;
このシーン、大好きなんです(*^^*)
たぶん、私の斎藤さん贔屓は、大河ドラマでのイメージ大きいです。
そう言えば、堺雅人さんの演じた山南さんも、すごく印象的でした。
穏やかな表情の中で、時折、眼力がすごく強くて。
冷静で聡明な理想主義者、それだけに脆さをも感じさせ、とても魅力的な
山南さんでした。
とにもかくにも、永久保存版のDVD。
せっかくだから、時々見返して、なつかしさに浸ろう(笑)
その大きなきっかけとなったのは、数年前のNHK大河ドラマ「新選組!」。
たまたま、少し新選組に興味が出始めた頃だっただけに、しっかりと
見てしまいました。
おまけに、実はDVDも、セットで全巻揃えています(^^;
三谷幸喜さん脚本と言うことで、いったいどんな話になるのだろうと
思ってもいたのですが、笑いも取りつつ、シリアスなところも押さえ、
新選組ビギナーの私には、馴染みやすかったのかもしれません。
とは言え、あまり詳しくない私にさえ、香取慎吾くんの近藤勇は、
いささか違和感がありましたし、山本耕史さんの土方歳三は、いまいち
線が細すぎる気もしましたし、藤原竜也くんの沖田総司も、あまりにも
現代っ子っぽすぎる気もしました。
それでも、見続けると慣れてしまうものですねえ(笑)
そんな中、とにかくかっこよかったのは、オダギリジョーさん演じるところの
斎藤一! 無口な一匹狼、でもすごく義理堅い。しかも時々、いきなり
天然が入るところが可笑しい。
特別、オダギリさんのファンではなかった私ですが、あの斎藤さんは
とにかく素敵でした。
この間、久々にDVDを見てみようかなと思い、引っ張り出しました。
すごく印象に残っている斎藤さんのシーンがあり、それを見てみたかったのです。
物語りも終盤、江戸へ戻ってきた新選組ですが、勝海舟によって、甲府への
出陣を命じられます。
結局、故郷へ立ち寄ったりしていたため、出遅れ、勝沼でも散々な目に遭い、
しかも意見の対立から、永倉、原田と言う試衛館時代からの仲間が
隊を離れることになります。
「寂しいものだな」と、新選組も終わるのかと、半ばあきらめたように、
沈んだ顔になった近藤。
すると、それまで俯いていた斎藤が、いきなり立ち上がり、「誠」の旗を
陣の入り口に打ち立てて、叫びます。
「この旗がある限り、新選組は、まだ終わらない!俺がいる限り、最後まで
新選組を守ってみせる、局長!」
平生、ぼそぼそっと言葉すくなな斎藤の、魂の叫び。
思わず、「きゃあ~、かっこいい~~!」と(^^;
このシーン、大好きなんです(*^^*)
たぶん、私の斎藤さん贔屓は、大河ドラマでのイメージ大きいです。
そう言えば、堺雅人さんの演じた山南さんも、すごく印象的でした。
穏やかな表情の中で、時折、眼力がすごく強くて。
冷静で聡明な理想主義者、それだけに脆さをも感じさせ、とても魅力的な
山南さんでした。
とにもかくにも、永久保存版のDVD。
せっかくだから、時々見返して、なつかしさに浸ろう(笑)
映画「レッドクリフ」 ― 2008/11/09 00:39
見ました、映画「レッドクリフ」!
いやぁ、楽しかったです(笑)
かの有名な赤壁の戦いの映画化。三国志ファンとしては、期待と共に
ちょっとした不安もあったりしました。
どんな映像になるのだろう、と。
でも、もうあの映画は、細かいこと言わずに楽しんじゃったほうが勝ち、
って感じです(笑)
最初っから、「おおっ、三国志だ!」って、当たり前だけど。
敗走する劉備軍を曹操の大軍が追い詰めるシーン。
逃げ遅れた劉備の奥方と赤ん坊を、趙雲が助け出すのですねえ。
もう、趙雲、強い、強い!
パッサバッサと敵の兵士をなぎ倒して進みます。
もっとも、蜀ファンてしては、「そんなに頑張って、阿斗を助けなくても
いいのに~」とか言いたくなっちゃいますけど(笑)
その後を引き受ける、関羽、張飛も、ひたすら強い!
まさに、小説で読んだままの豪傑が、スクリーン狭しと暴れまわる様に
思わず興奮(笑)
「一騎当千」と言う言葉が頭に蘇りました。
金城武さんの孔明は、若々しいです。
とは言え、若さに似合わないほどのゆとりや自信をも感じさせ、涼やかな
まなざしの中に、ひらめきや鋭さが見え、なかなか素敵です。
トニー・レオン演じる周瑜は、穏やかで落ち着いている。音楽を愛すると
言う設定も、きちんと演出されていますし、とにかく紳士的で優しい雰囲気。
この映画では、いわゆる憎まれ役のような曹操ですが、演じるチャン・
フォンイーは、なかなか渋い。
目力は強いですが、あまり顔つきがきつすぎないところがいいのかな。
貫禄は感じさせつつ、談笑したりするお顔は、ちょっと愛嬌がある。
曹操の人間的魅力をも彷彿させるように思えました。
チャン・フォンイー、どこかで、何かの映画で見ているなあと、ずっと思って
いたのですが。
経歴を見たら納得。映画、「始皇帝暗殺」の荊軻の役だったのですね。
あの役よりは、今回の曹操の方が合っているように思いました。
劉備、孫権、関羽、張飛も、それぞれ納得、かな。
趙雲も、颯爽としていて、かっこよかったです。ものすごくイケメン、と
言うのではないけれど(すみません)、趙雲てきっとこんな感じだったのかも、
と思わせてくれました。
中村獅童さんは、呉軍の武人、甘興。
実は、チョイ役なのかなあと思っていたのですが(またまた、すみません)
出番いっぱいありました(笑)
戦いのシーンでの見せ場もしっかりあります。
がんばれ、日本!みたいな感じ(違うか(^^;)
周瑜の奥方、小喬。すっごくきれいです、たおやかです。
これぞ絶対の美女。声も色っぽいです。
そして、これまた驚いたことに、孫権の妹、孫尚香。彼女の出番も多いです。
くりっとした勝気そうな瞳で、まさにはねっかえりのお嬢様モード。
なんだか、小説から抜け出たような面々が、目の前で動いている(笑)のは
妙に嬉しい、楽しいことだと実感しました。
三国志を見られるなんてねえ、としみじみ・・・
ストーリー的には、「これはちょっとどうかなあ」と思うような点もあったり
したのですが、全体のスケールやら何やらで、もう細かいことはいいやと
なってしまった(笑)
単純に、三国志の世界を楽しんじゃおう、と。
ちょうどいいところで「続く」となるので、これは絶対パート2を見なくては。
どうやら、三国志演義モードで行くらしいので、孔明が東南の風を呼ぶ
シーンやら、十万本の矢を集めるシーンなどもあるようです。
今更、そんなフィクションを、と思っても、やはり孔明ファンとしては、ぜひ
見てみたい!(*^^*)
わぁ、孔明さま~!、とミーハーしちゃいたい(笑)
そして、長江が紅蓮の炎に包まれる瞬間、どんなものすごい映像になる
のでしょう。
今から、パート2が待ち遠しくなっている私です。
いやぁ、楽しかったです(笑)
かの有名な赤壁の戦いの映画化。三国志ファンとしては、期待と共に
ちょっとした不安もあったりしました。
どんな映像になるのだろう、と。
でも、もうあの映画は、細かいこと言わずに楽しんじゃったほうが勝ち、
って感じです(笑)
最初っから、「おおっ、三国志だ!」って、当たり前だけど。
敗走する劉備軍を曹操の大軍が追い詰めるシーン。
逃げ遅れた劉備の奥方と赤ん坊を、趙雲が助け出すのですねえ。
もう、趙雲、強い、強い!
パッサバッサと敵の兵士をなぎ倒して進みます。
もっとも、蜀ファンてしては、「そんなに頑張って、阿斗を助けなくても
いいのに~」とか言いたくなっちゃいますけど(笑)
その後を引き受ける、関羽、張飛も、ひたすら強い!
まさに、小説で読んだままの豪傑が、スクリーン狭しと暴れまわる様に
思わず興奮(笑)
「一騎当千」と言う言葉が頭に蘇りました。
金城武さんの孔明は、若々しいです。
とは言え、若さに似合わないほどのゆとりや自信をも感じさせ、涼やかな
まなざしの中に、ひらめきや鋭さが見え、なかなか素敵です。
トニー・レオン演じる周瑜は、穏やかで落ち着いている。音楽を愛すると
言う設定も、きちんと演出されていますし、とにかく紳士的で優しい雰囲気。
この映画では、いわゆる憎まれ役のような曹操ですが、演じるチャン・
フォンイーは、なかなか渋い。
目力は強いですが、あまり顔つきがきつすぎないところがいいのかな。
貫禄は感じさせつつ、談笑したりするお顔は、ちょっと愛嬌がある。
曹操の人間的魅力をも彷彿させるように思えました。
チャン・フォンイー、どこかで、何かの映画で見ているなあと、ずっと思って
いたのですが。
経歴を見たら納得。映画、「始皇帝暗殺」の荊軻の役だったのですね。
あの役よりは、今回の曹操の方が合っているように思いました。
劉備、孫権、関羽、張飛も、それぞれ納得、かな。
趙雲も、颯爽としていて、かっこよかったです。ものすごくイケメン、と
言うのではないけれど(すみません)、趙雲てきっとこんな感じだったのかも、
と思わせてくれました。
中村獅童さんは、呉軍の武人、甘興。
実は、チョイ役なのかなあと思っていたのですが(またまた、すみません)
出番いっぱいありました(笑)
戦いのシーンでの見せ場もしっかりあります。
がんばれ、日本!みたいな感じ(違うか(^^;)
周瑜の奥方、小喬。すっごくきれいです、たおやかです。
これぞ絶対の美女。声も色っぽいです。
そして、これまた驚いたことに、孫権の妹、孫尚香。彼女の出番も多いです。
くりっとした勝気そうな瞳で、まさにはねっかえりのお嬢様モード。
なんだか、小説から抜け出たような面々が、目の前で動いている(笑)のは
妙に嬉しい、楽しいことだと実感しました。
三国志を見られるなんてねえ、としみじみ・・・
ストーリー的には、「これはちょっとどうかなあ」と思うような点もあったり
したのですが、全体のスケールやら何やらで、もう細かいことはいいやと
なってしまった(笑)
単純に、三国志の世界を楽しんじゃおう、と。
ちょうどいいところで「続く」となるので、これは絶対パート2を見なくては。
どうやら、三国志演義モードで行くらしいので、孔明が東南の風を呼ぶ
シーンやら、十万本の矢を集めるシーンなどもあるようです。
今更、そんなフィクションを、と思っても、やはり孔明ファンとしては、ぜひ
見てみたい!(*^^*)
わぁ、孔明さま~!、とミーハーしちゃいたい(笑)
そして、長江が紅蓮の炎に包まれる瞬間、どんなものすごい映像になる
のでしょう。
今から、パート2が待ち遠しくなっている私です。
ゲーム「采配のゆくえ」 ― 2008/11/06 23:25
ニンテンドーDS用のゲーム、「采配のゆくえ」。
ジャンルは合戦アドベンチャーとなるらしいのですが。
この間からやっていて、ようやくエンディングとなりました。
なぜ、このゲームを?、と言うと・・・
たまたまDS持ってたしねえ、と言うのは、まあ言い訳でして(^^;
ネット友達の千華さんが、ゲーム『戦国無双』から、石田三成、島左近に
はまってしまわれたようだ、と他人事のように思っていました。
なにせ、戦国時代に関しては、あまり知らないし、特に興味もなかった私。
なぜだろう?
思うに、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康とも、あまり好きではないみたい
なのです>σ(^_^;
なので、その周りの人も名前聞いたことあるくらいで。
石田三成と聞いても、「ああ、関が原で敗れた人ね」くらいの知識。
お恥ずかしい限りですm(__)m
で、この「采配のゆくえ」、どうやら、その石田三成が主人公らしい。
さて、どんなゲームなのだろう、と軽い興味で公式サイトをのぞいたところ、
わわっ、登場キャラクターの中に、なんかすっごくビジュアル的にツボの人が
いる(^^;
ごつそうな武将たちの中に、顔に白い布を巻き、ぞろりと裾の長い白い
着物をはおり、たおやかに佇むお人。
なになに、大谷吉継? 誰だろう、それは?
えー、解説によりますと、石田三成の親友であり、友のために関が原に
立った義将、優れた軍才の持ち主ながら、病に冒され、視力を失っている、
とのこと。なるほど、顔の布はそのためか。
で、ちょっと調べてみました。
大谷吉継の患っていた病とは、ハンセン病だったのではないかと言われて
いるそうです。
この時期、すでに顔の皮膚に異常が出ていたのだろう、と。
顔の片面を覆った布は、こういう説をも踏まえてのものだったのですね。
それにしても・・・
う~む、こういうツボの人がいると、俄然このゲームをやってみたくなる(笑)
最近はゲームも面倒になってきている私なので、時間かかりそうなRPG
などは気が進まないし、アクションものは目が回ってできないし(笑)
今年になってやった「デスノート」のLが登場する「螺旋の罠」と言う
アドベンチャーものが気に入ったせいか、そういう感じなら、やって
みたいと思っていたところでした。
「采配のゆくえ」は、主人公・石田三成として、様々なキャラクターとのやり取り
合戦などをして、西軍の勝利を目指すゲームです。
思うままに動いてくれない味方(時には敵)を説得。
へたなコマンドを選ぶと、相手にとことんばかにされます(笑)
そして、合戦では味方をどう動かすか、戦場の状況や味方の状態を見て
正確な采配をする。
間違えても、やり直しはできますが、それが続くと味方の「話を聞く気」が
失せ、ゲームオーバー(^^;
キャラクターは、それぞれけっこう笑えます。
やりとり聞いていても、「これってコメディ?」と思っちゃうくらい。
なにげに、このお笑いモードで私のお気に入りは、宇喜多秀家ぽっちゃん(笑)
名門の大名なのですが、高ビーなのに単純なリアクションの楽しいこと(^^)
三成さんも、説得等で振り回されると、情けないお顔になったりで、おそらく
「無双」系のゲームで、クールな三成さんを見慣れた人だと、「ええ~(-"-;)」と
思うかも(笑)
このゲーム、大まかな筋は、ちゃんと史実に則って進みます。
最終的には、歴史とは違う結末になるのですが。
途中で起きる出来事は、ほぼ史実のままらしい。
なので、戦いの最中に命を落としてしまう人の運命は、変わらないわけです。
最初は、笑いながら進めて行ったのですが、仲間が犠牲になっていくところは
なんとも哀しい。
この辺りが、歴史を題材としたゲームの難しいところでしょうね。
まったく史実の通りにすると、このゲームのように敗者側をメインとして
作ったものだと、哀しいだけの結末になってしまう。
とりあえず、ハッピーエンドにしようとしても、あまりにも歴史をくつがえし
すぎてしまうと、嘘くさくなってしまう。
いまいち、中途半端な出来になるのも、仕方ないのかもしれません。
それでも、なかなか楽しめました、「采配のゆくえ」
石田三成と言う人物に、親しみがわきましたし、最初に目を引かれた
大谷吉継さまも、とても素敵でした(*^^*)
おかげで、しっかり関が原に興味がわいてしまいました(^^;
こうなると、いろいろ本など読んでみたくなります。
あ~、なんてはまりやすい私ヽ(´・`)ノ
人生、どこに落とし穴(?)があるか、わかりませんね(笑)
ジャンルは合戦アドベンチャーとなるらしいのですが。
この間からやっていて、ようやくエンディングとなりました。
なぜ、このゲームを?、と言うと・・・
たまたまDS持ってたしねえ、と言うのは、まあ言い訳でして(^^;
ネット友達の千華さんが、ゲーム『戦国無双』から、石田三成、島左近に
はまってしまわれたようだ、と他人事のように思っていました。
なにせ、戦国時代に関しては、あまり知らないし、特に興味もなかった私。
なぜだろう?
思うに、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康とも、あまり好きではないみたい
なのです>σ(^_^;
なので、その周りの人も名前聞いたことあるくらいで。
石田三成と聞いても、「ああ、関が原で敗れた人ね」くらいの知識。
お恥ずかしい限りですm(__)m
で、この「采配のゆくえ」、どうやら、その石田三成が主人公らしい。
さて、どんなゲームなのだろう、と軽い興味で公式サイトをのぞいたところ、
わわっ、登場キャラクターの中に、なんかすっごくビジュアル的にツボの人が
いる(^^;
ごつそうな武将たちの中に、顔に白い布を巻き、ぞろりと裾の長い白い
着物をはおり、たおやかに佇むお人。
なになに、大谷吉継? 誰だろう、それは?
えー、解説によりますと、石田三成の親友であり、友のために関が原に
立った義将、優れた軍才の持ち主ながら、病に冒され、視力を失っている、
とのこと。なるほど、顔の布はそのためか。
で、ちょっと調べてみました。
大谷吉継の患っていた病とは、ハンセン病だったのではないかと言われて
いるそうです。
この時期、すでに顔の皮膚に異常が出ていたのだろう、と。
顔の片面を覆った布は、こういう説をも踏まえてのものだったのですね。
それにしても・・・
う~む、こういうツボの人がいると、俄然このゲームをやってみたくなる(笑)
最近はゲームも面倒になってきている私なので、時間かかりそうなRPG
などは気が進まないし、アクションものは目が回ってできないし(笑)
今年になってやった「デスノート」のLが登場する「螺旋の罠」と言う
アドベンチャーものが気に入ったせいか、そういう感じなら、やって
みたいと思っていたところでした。
「采配のゆくえ」は、主人公・石田三成として、様々なキャラクターとのやり取り
合戦などをして、西軍の勝利を目指すゲームです。
思うままに動いてくれない味方(時には敵)を説得。
へたなコマンドを選ぶと、相手にとことんばかにされます(笑)
そして、合戦では味方をどう動かすか、戦場の状況や味方の状態を見て
正確な采配をする。
間違えても、やり直しはできますが、それが続くと味方の「話を聞く気」が
失せ、ゲームオーバー(^^;
キャラクターは、それぞれけっこう笑えます。
やりとり聞いていても、「これってコメディ?」と思っちゃうくらい。
なにげに、このお笑いモードで私のお気に入りは、宇喜多秀家ぽっちゃん(笑)
名門の大名なのですが、高ビーなのに単純なリアクションの楽しいこと(^^)
三成さんも、説得等で振り回されると、情けないお顔になったりで、おそらく
「無双」系のゲームで、クールな三成さんを見慣れた人だと、「ええ~(-"-;)」と
思うかも(笑)
このゲーム、大まかな筋は、ちゃんと史実に則って進みます。
最終的には、歴史とは違う結末になるのですが。
途中で起きる出来事は、ほぼ史実のままらしい。
なので、戦いの最中に命を落としてしまう人の運命は、変わらないわけです。
最初は、笑いながら進めて行ったのですが、仲間が犠牲になっていくところは
なんとも哀しい。
この辺りが、歴史を題材としたゲームの難しいところでしょうね。
まったく史実の通りにすると、このゲームのように敗者側をメインとして
作ったものだと、哀しいだけの結末になってしまう。
とりあえず、ハッピーエンドにしようとしても、あまりにも歴史をくつがえし
すぎてしまうと、嘘くさくなってしまう。
いまいち、中途半端な出来になるのも、仕方ないのかもしれません。
それでも、なかなか楽しめました、「采配のゆくえ」
石田三成と言う人物に、親しみがわきましたし、最初に目を引かれた
大谷吉継さまも、とても素敵でした(*^^*)
おかげで、しっかり関が原に興味がわいてしまいました(^^;
こうなると、いろいろ本など読んでみたくなります。
あ~、なんてはまりやすい私ヽ(´・`)ノ
人生、どこに落とし穴(?)があるか、わかりませんね(笑)